ソフトキー ライセンスのトランスファー方法

この記事では、ソフトキー ライセンスにおいてサポート有効期限情報を更新する方法およびマシン上のソフトキー ライセンスを別のマシンにトランスファーする方法をご説明します。この操作にはインターネットの接続が必要です。

インターネットに接続されていないマシンで作業している場合は、「インターネット接続なしでの Zemax ソフトキー ライセンスのアクティベートもしくはトランスファー」を参照してください。

著者 Don Dickinson

添付資料:

(PDF) Transferring a license in a version before Aug 2016

はじめに

この記事を参照する前に、使用しているライセンスがソフトキー ライセンスである事を改めてご確認ください。ZemaxのセールスよりUSBキーを渡された場合、ソフトキー ライセンスではありません。

keys

この記事の参照するためには、ライセンスが有効になっているマシンへのアクセス、インターネットに接続している事、及びZemax License Managerがインストールされている必要がなります。Zemax License ManagerはOpticStudioに同封されています。 もし現在有効なライセンスを有しているマシンが紛失、盗難、ハードウェアまたはソフトウェアが破損している場合は、ライセンスを別のマシンにトランスファーする事ができなく、Zemax ライセンスポリシーの対象となります。

ネットワー クライセンスのトランスファーのよくある質問

Q A
ネットワーク ライセンスのトランスファーは可能ですか? はい、ネットワーク ライセンスは新しいキーサーバーマシンにトランスファー可能です。トランスファーの前に、移動するライセンスにアクティブなセッションがない事を確認ください。アクティブなライセンスを見るには「ネットワーク キー使用状況の監視および管理方法」を参照ください。
チェックアウトされたシートの場合は、ネットワーク ライセンスのトランスファーは可能ですか? はい、チェックアウトされたシートがあってもネットワーク ライセンスのトランスファーは可能です。 チェックアウトされたシートのローン期間が終了した際に、クライアントのチェックアウトされたライセンスシートはネットワーク ライセンスのホスト ロケーションによらず終了します。checked-out seatを期間前に返還する際は、クライアント マシンは新しいネットワーク ライセンスのロケーションが参照できれば問題ありません。
クライアント マシンでチェックアウトされたシートのトランスファーは可能ですか? いいえ、チェックアウトされたシートはライセンスがチェックアウトされたマシンにロックされています。「transfer away」ボタンはこのケースを示す事ができません。ライセンスシートをチェックインして別のコンピュータでチェックアウトする必要があります。

トランスファーの準備

注:OpticStudio 16.5以降、ライセンスのトランスファー プロセスが変更されました。ライセンスのトランスファープロセスは新旧のバージョンの対応がありません。トランスファーを始める前に、トランスファーを行う前後のマシンでLicense Managerのバージョンが互換性のあるバージョンか確認ください。 もし現在有効なライセンスを有しているマシンが紛失、盗難、ハードウェアまたはソフトウェアが破損している場合は、ライセンスを別のマシンにトランスファーする事ができなく、Zemax ライセンスポリシーの対象となります。

  1. 現行のライセンスがインストールされているコンピューターで、Zemax License Managerを開いてください。上部に表示される日付を確認してください。
  2. ライセンスをトランスファーしたいコンピューターで、Zemax License Managerを開いてください。上部に表示される日付を確認してください。
  3. 上記のコンピューターのZemax License Managerの日付が両方とも:
    1. ... 2016年8月以降の場合は、後述の「2016年8月以降にリリースされたOpticStudio のバージョンで、ソフトキー ライセンスをトランスファーする方法」のセクションに進んでください。
    2. ... 2016年8月以前の場合は、後述の「2016年8月以前にリリースされたOpticStudio のバージョンで、ソフトキー ライセンスをトランスファーする方法」のセクションに進んでください。
  4. 1台のマシンが使用しているライセンス マネージャが2016年8月以前の場合は、ダウンロード ページのリソースファイル セクションから新しいライセンス マネージャをインストールしてください。インストールを完了すると、WindowsのスタートメニューにOpticStudioフォルダとは別に「Zemax License Manager」フォルダが作成されます。両方のZemax License Managerが2016年8月以降となった際に、後述の「2016年8月以降にリリースされたOpticStudio のバージョンで、ソフトキー ライセンスをトランスファーする方法」のセクションに進んでください。

2016年8月以降にリリースされたOpticStudio のバージョンで、ソフトキー ライセンスをトランスファーする

2016年8月以降のバージョンにおけるトランスファーの手順には、主要なステップが2つあります。

  1. ライセンスがアクティベートされているマシン(元のマシン)から、ライセンスを移動させます。トランスファー コードが記載されたダイアログボックスが表示Eメール送信の選択もオプションとしてあります。ステップ2を完了するまで、ライセンスはZemax License Serverで無期限に「存続」します。
  2. ステップ1で取得したZemax License Serverからのトランスファー コードを、ご希望のマシンへライセンスを取り込みます。

これら2つの主要なステップの詳細について説明します。

ライセンスのトランスファー

マシンからソフトキー ライセンスをトランスファーするには:

  1. 現在ライセンスされているマシン(元のマシン)で、OpticStudioが開いている場合は閉じます。

  2. ライセンスがアクティベートされているマシンでZemax License Manager (ZLM) を立ち上げます。「スタート→プログラム→Zemax OpticStudio」もしくは「スタート→プログラム→Zemax License Manager」から起動が可能です。

  3. License Managerの上部に表示される日付が2016年8月以降である事を確認してください。この日付が2016年7月以前の場合は、後述の「2016年8月以前にリリースされたOpticStudioを使ってソフトキー ライセンスをトランスファーする「2016年8月以前にリリースされたOpticStudio のバージョンで、ソフトキー ライセンスをトランスファーする方法」のセクションをご確認ください。

  4. License InformationもしくはSend Licenseのタブを参照し、リストからトランスファーしたいライセンスを見つけてください。ライセンスはタイプ「Local」でなければならず(したがってこのマシン上にあり)、トランスファー ボタンは利用できません。ライセンス詳細の右側に「Transfer Away」ボタンがあります。

  5. 「Transfer Away」ボタンを押します。

     

    Zemax_License_manager

     

  6. トランスファーするライセンスがサブスクリプションライセンスの場合は、次のプロンプトが表示され、別のユーザーにトランスファーする場合はライセンス管理者の承認を得なければならないことが通知されます。ライセンスを使用するためには、ライセンス管理者がそのユーザーをライセンスのエンドユーザーにする必要があります。その方法については、「ライセンスにエンドユーザーを追加する方法」を参照してください。

     

  7. 次に、キーダイアログがポップアップ表示されます。Eメールアドレスを入力するオプションが表示されます。お使いのライセンスのセキュリティを高めて保護する対策として、Eメールアドレスの入力を強く推奨します。Zemax LLCがこのプロセスにおいて入力されたEメールアドレスを、マーケティング目的で保存することはありません。トランスファープロセスのみに使用されます。

     

    Transfer_key

  8. トランスファー コードが記載されたダイアログボックスが表示されます。ライセンスを取り込む際にこのコードが必要となりますので、必ずコピーして安全な場所に保管してください。この時点でソフトキー ライセンスが現在のマシンから移動されています。Zemax License Server上で無期限にホストされます。Eメールアドレスの入力を選択した場合は、license@zemax.com からトランスファー コードとライセンスの詳細が記載されたEメールが届きます。ヒント:トランスファー コードを紛失した場合、またはトランスファー Eメールを受信しなかった場合は、support@zemax.comにメールしてください。トランスファー サーバー上のライセンスを見つけることができます。

     

    Transfer_code

Zemax License Serverよりライセンスを取得する手法

先程のステップ8を完了した後、ライセンスは一時的にZemax License Serverにホストされます。続く手順は、ライセンスを取得する方法についての指示です。

 

  1. ライセンスをアクティベートしたいマシン上でOpticStudioが起動している場合は閉じて下さい。
  2. Zemax License Manager (ZLM) を立ち上げます。OpticStudioユーザーの場合は「スタート→プログラム→Zemax OpticStudio」から起動が可能です。ネットワーク ライセンスの場合は「スタート→プログラム→Zemax License Manager」から起動が可能です。

  3. ZLMウィンドウの上部に表示される日付を確認してください。

  4. 2019年5月以降の日付のZLMバージョンの場合は、ステップ4aに進んでください。
    2018年11月以前の日付のZLMバージョンの場合は、ステップ5へ進んでください。

     
    • 4a. Receive Licenseを選択します。
    • 4b. 元のマシンからライセンスをトランスファーした際に受け取ったコードを貼り付けます。()または|()|などの括弧も全て含めるようご注意ください。
    • 4c. Activateをクリックします。

    Activateがグレーアウトしている場合、互換性のない別の形式のトランスファーコードを使おうとしていることになります。トランスファーコードに含まれる括弧を使用しなかったか、{}の形式で括弧を含む互換性のないトランスファーコードを使用したかのどちらかです。

    注意:「not authorized」エラーが発生した場合、組織のライセンス管理者があなたをライセンスのエンドユーザーにする必要があります。その方法については、「ライセンスにエンドユーザーを追加する方法」を参照してください。その他のエラーが発生した場合は、後述の「よくある質問(2016年8月以降のバージョン)」のセクションを確認してください。

    • 4d. トランスファーが完了すると、ライセンスマネージャーは「ライセンスの表示」ページに移動し、ライセンスを表示します。閉じてZemaxソフトウェアを起動することができます。 
  5. 2018年11月以前のZLMバージョンの場合

    1. New Keyをクリックします。
    2. 元のマシンからライセンスをトランスファーした際に受け取ったコードを貼り付けます。()または|()|などの括弧も全て含めるようご注意ください。
    3. Applyをクリックします。

注:Apply License もしくは Activate がグレー表示されている場合は、{}や|()|のような括弧を含むトランスファー コードを使用しようとしています。

  • {}括弧付きのトランスファー コードについては、トランスファー先のマシンでZemax License ManagerまたはOpticStudioのバージョンを更新してからやり直してください。
  • |()|のトランスファー コードについては2019年5月(19.4)以降のZLMでトランスファーを完了する必要があります。New_key_Apply_license

よくある質問(2016年8月以降のバージョン)

このセクションでは、2016年8月以降にリリースされたバージョンのZLMを使用してライセンスをトランスファーする際に発生するいくつかの一般的な質問について詳しく説明します。

Q. トランスファー先のマシンにトランスファー コードを適用しようとすると、証明書エラー(Certificate Error)が発生します。どうすればいいですか。

A.一般的にはトランスファー適用のライセンスソフトウェアに問題があることを意味します。 「ソフトキー ライセンス問題のトラブルシューティング方法」の記事にこのエラーへの参照があります。

Sentinel_Keys_page

Q. Transfer Awayを試すとエラーになります。どうすればいいですか。

A. まず、OpticStudioがソフトキーをホストしているマシンで実行されていないことを確認してください。OpticStudioを開いて使用している間はライセンスのトランスファーができません。次に、ファイアウォールがZemaxサーバーとの交信を妨げていないか確認してください。Internet Explorer(それ以外のブラウザは不可)を開き、下記アドレスへ進んでください。https://zws.zemax.com/OpticStudioService.svc

サーバーと交信できている場合は、「Metadata publishing for this service is currently disabled...」というページが表示されます。この一文が表示されない場合は、ファイアウォールの設定によりお使いのマシンと弊社ライセンス サーバーとの交信が妨げられています。この問題を解決するには、貴社ITご担当者様へご相談ください。この問題が解決できない場合には、オフラインでのトランスファー方法をお試しください。

Q. 一度ライセンスをトランスファーした後、再度同じマシンにライセンスを戻すことはできますか。

A. トランスファー コードを使ったZemax License Serverからのライセンスの取り込みは、元のホストマシンを含むあらゆるマシン上で行うことが可能です。

Q. トランスファー コードを紛失した場合、どうすればいいですか。

A. 貴社名ならびにライセンスキーのシリアルナンバー(L10から始まる番号)を下記アドレスまでご連絡いただければ、弊社にて調べます。support@zemax.com

シリアルナンバーがない場合、会社名、(わかる場合は)ライセンスキーの登録されたユーザー名と、ライセンスがトランスファーされた日時を提供してください。紛失したトランスファー コードを弊社にて調べます。

 

ヘルプ

トランスファーまたはアップデートの際にエラーメッセージが表示された場合は、support@zemax.comにお問い合わせください。以下の項目を含めてお問い合わせください。

  • ライセンスキー番号(L000001など)
  • ライセンスをトランスファーしているのか、アップデートを適用しているのか
  • どの時点でトラブルが発生しましたか。ライセンスを送ったのか、トランスファーを受けたのか?
  • 受け取ったエラーメッセージ
  • Zemax License Manager の「License Information」または「Manage License」ページのスクリーンショット
  • http://localhost:1947/_int_/devices.htmlにあるSentinel Keysページのスクリーンショット情報も大変役立ちます。

KA-01338

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