この記事では、黒の USB ネットワーク ライセンスがある場合に、キー サーバー ソフトウェアをインストールする方法、およびそのライセンスを検出して使用できるようにクライアント マシンを構成する方法について説明します。ネットワーク バージョンをインストールするには、IP アドレスとファイアウォールの基本を理解している必要があります。また、当然のことながら、稼動しているネットワークが存在することも必要です。Zemax LLC では、ネットワークやファイアウォールに関するサポートは提供できません。
著者 Don Dickinson
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はじめに
黒の USB ネットワーク キー はキー サーバーと呼ばれるマシンにインストールします。このマシンが、ローカル エリア ネットワーク (LAN) を介してこのキーを認識できるようにするソフトウェアを実行し、キーをクライアントに割り当てるホストの役割を果たします。キーを提供するコンピュータの場所を、XML 構成ファイルで OpticStudio に指定する必要があります。
黒のUSBライセンスは実際のUSBキーで、通常5桁のライセンス・シリアル番号(22000-40999)が刻印されています。
Ansys ライセンス バージョンの Zemax ソフトウェア(2022 R2 以降)を使用している場合は、Ansys Zemax ライセンスの概要とガイドを参照してください。
OpticStudio をインストールして、赤の USB キーまたはソフトキー ネットワーク ライセンス (L000001 のようなキー番号) を使用するサーバーに接続する場合は、「OpticStudio ネットワーク ライセンス バージョンのインストール方法」を参照してください。
キー サーバーの構成
キー サーバーの設定を始める前に、以下の点に注意してください。
- インストールするサーバーは、クライアント マシンが Opticstudio を起動するときはいつでも利用可能である必要があります。32 ビットまたは 64 ビットの Windows XP / Server 2003 またはそれ以降のオペレーティング システムで実行できます。OpticStudio のコピーをサーバーでも実行する場合は、64 ビット版の Server 2008 R2 Sp1 または Windows 7 Sp1、8.1 または 10 が必要です。キーサーバーとしてのみ使用する場合は、1 GB の RAM と 200 MB の空きストレージがあれば十分です。
- また、サーバー マシン上で OpticStudio を実行できるユーザは 1 人のみです。1 台のマシン上で複数のユーザーが使用できるようなライセンスになっていないからです。
- ネットワーク動作が適切に機能するには、クライアント マシンからキー サーバーに対して Ping を正常に実行できる必要があります。
- デフォルトでは通信にポート 7001 と 7002 を使用することで、ネットワークを介して USB ライセンスを認識できます。これらのポートが選択されている理由は、通常は他のどの目的でも使用されていないポートであるからです。実際のネットワーク上でこれらのポートを何らかの用途で使用している場合は、別のポートを使用してもかまいません。
- インストールには管理者権限が必要なので注意してください。
- インストールが完了するまで USB ハードウェア キーを接続しないでください。また、インストール済みの他のソフトウェアで Safenet キーや Gemalto キーを使用している場合は、OpticStudio をインストールする際にこれらのキーを一時的に取り外すことをお勧めします (OpticStudio のインストール完了後、これらのキーを元どおりに取り付けます)。
- クライアントマシンは、Zemax バージョンの OpticStudio をインストールする必要があります。AnsysバージョンのOpticStudioは、このキータイプではサポートされていません。
上記の情報をお読みになった後は、キーサーバー マシン上でソフトウェアの設定を開始してください。これを行うには、以下の手順に従ってください。
- キー サーバー マシンに Sentinel Protection Installer をインストールする必要があります。このインストーラは、 OpticStudio のダウンロード ページの「Resource Files」セクションにあります。ダウンロード後、手順2へ移動します。
- ダウンロードした Sentinel Protection Server インストール ファイルを開きます。以下の「ようこそ」画面が表示されます。
- [次へ] (Next) をクリックしてライセンス契約を確認します。契約条件を受け入れるラジオ ボタンを選択して [次へ] (Next) をクリックします。
- 次の画面では、使用するセットアップの種類を指定します。普通は、[標準] (Complete) オプションを選択して [次へ] (Next) ボタンをクリックし、手順 5 へ進みます。最小限のインストールで Zemax USB キー サーバーを実行する場合は [カスタム] (Custom) を選択します。下図にあるように [USB System Driver] と [Sentinel Keys Server] のみを選択します。
- インストーラの準備が整ったことを通知する画面が表示されます。[インストール] (Install) をクリックします。
- ファイアウォールを使用している場合は、以下のメッセージが表示されることがあります。OpticStudio クライアントからキー サーバーへのトラフィックが通過できるように、必ず [はい] (Yes) を選択します。Windows ファイアウォール以外のファイアウォール ソフトウェアを実行している場合は、そのマニュアルを参照してください。LAN 上の各マシンに対してポート 7001 と 7002 が開くようにします。
- インストールが続行し、以下の画面が表示されます。インストールの完了を通知する以下の画面が表示されます。
- インストールの完了後、キー サーバー マシンの USB ポートにネットワーク キーを接続します。数秒後にキーが検出され、その緑色の LED が点灯します。これは重要なテストです。この緑色の LED は、キーに電源が供給されていることを示すだけではなく、ドライバ ソフトウェアが正しく構成され、キーが認識されたことも示しています。キーの LED が点灯しない場合は、「黒色USBライセンス問題のトラブルシューティング」ナレッジ ベースの記事を参照してください。
上記の手順が完了したら、「キーとユーザ情報の表示」に移動して、ライセンスの詳細を確認します。
キーとユーザ情報の表示
- ウェブブラウザを開き、http://localhost:7002 に移動します。これにより、Sentinel License Monitor ページが開きます。注意: localhost アドレスは「ループバック」アドレスであり、「このマシンを使用する」ことを意味します。 したがって、このアドレスはキーサーバから実行された場合にのみ機能します。
Sentinel License Monitor が表示されない場合は、次のステップのためにキー サーバーのトラブルシューティングのセクションを参照してください。
- 画面右側の [Keys Information] リンクをクリックすると、キー (複数可) に関する詳細情報を確認できます。[Keys Information] 画面が空白の場合や、Java のエラー メッセージが表示される場合は、Internet Explorer またはバージョン 52 よりも前の Firefox を使用していることを再確認してください。サポートが必要な場合は、この記事の「Sentinel Keys License Monitor の [Keys Information] ページが空白」で、Java の構成に関する情報を参照してください。
注: 「Keys Information」 画面が空白の場合や Java エラーメッセージが表示された場合は、詳細については、「Keys License Monitor の [Keys Information] ページが空白もしくはエラー メッセージが表示される」のセクションを参照してください。
-
キー番号 (通常は番号 1 ) をクリックすると、どのユーザがどのキーを使用しているかについて詳しく知ることができます。このレベルの詳細を表示するには、目的のローカル マシンに対する管理者のフル権限が必要です。キー サーバー上でパスワードを設定していない場合は、以下のページが表示されます。
これでサーバーの設定は完了です。 サーバーでパスワードを作成する場合は、次のセクションの「パスワードの設定」を参照してください。 Opticstudio クライアント マシンを設定するには、クライアント マシンへの OpticStudio のインストールと構成に移動します。
黒の USBネットワーク ハードキーを管理するための高度な設定と機能の詳細については、以下のリソースを参照してください。
- キーの使用状況に関する情報をログに記録するには、「黒の USB ネットワーク ライセンスの使用状況の監視と記録」を参照ください。
- 機能、高度な設定、トラブルシューティングに関する詳細は、サーバーの次のフォルダに保存された README.PDF に記載されています。C:\Windows\Program Files (x86)\SafeNet Sentinel\Sentinel Protection Installer\7.6.8\English\。
重要な注意事項 :Zemax は Superpro キーや UltraPro キーではなく、「Sentinel ハードウェア キー」を使用しています。したがって、Sentinel License Monitor ではなく Sentinel Keys License Monitor に関連する PDF 文書を参照してください。
パスワードの設定
ユーザによって使用されているネットワーク シートをキャンセルする場合や、エンドユーザがサーバー上のキー情報を閲覧できないようにする場合は、パスワードが必要です。
- Sentinel Keys Server がインストールされているシステム上で、パスワード生成ユーティリティ (PwdGenUtility.exe) を実行してパスワードを生成します。このユーティリティは、以下のパスにあります。
- Windows 32-bit 版 :<OS ドライブ>:\Windows\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel Keys Server
- Windows 64-bit 版 :<OS ドライブ>:\Windows\Program Files(x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel Keys Server.
- 記憶できるパスワードを 8 ~ 16 桁の範囲で入力して [OK] (OK) をクリックします。このパスワードを記録しておきます。ユーザのライセンス接続を解除するときやキー情報を閲覧するときに、このパスワードが必要になります。パスワードを忘れた場合など、このパスワードをクリアする必要がある場合は、PwdGenUtility.exe と同じフォルダにある sntlpass.dat ファイルを削除します。
- Sentinel Keys Server を再起動してパスワードの変更を有効にします。再起動するには、[コントロール パネル] (Control Panel) で [管理ツール] (Administrative Tools) → [サービス] (Services) の順に選択します。[Sentinel Keys Server] (Sentinel Keys Server) を右クリックして [再開] (Restart) を選択します。
キー サーバーのトラブルシューティング
以下のセクションでは、キーサーバー マシンの一般的なトラブル シューティングの手順を説明します。
License Monitor ページにアクセスできない
License Monitor ページが壊れているか、クライアント マシンが接続できない場合、通常は Sentinel Keys サービスが誤動作しており、リフレッシュする必要があることを意味します。 これは、OpticStudio を実行しているクライアント マシンが一定数しかないが、それよりも多くのシートが使用されていることがわかっている場合にも役立ちます。この問題を修正するには、以下の手順を実行します。
注: クライアントは "Sentinel Keys Server" サービスを使用しないため、これらはキーサーバー マシンにのみ適用されます。
- 可能であれば、Zemax USB キーを取り外します。キーの取り外しが可能でない場合は手順 2 のみが解決方法となります。
- Sentinel Keys Server プロセスを再起動します。再起動するには、[コントロール パネル] (Control Panel) で [管理ツール] (Administrative Tools) → [サービス] (Services) の順に選択します。[Sentinel Keys Server] (Sentinel Keys Server) を右クリックして [再開] (Restart) を選択します。
Sentinel Protection Server を再インストールして、慎重に上記の手順に従います。インストールの種類では、[カスタム] (Custom) ではなく、必ず [標準] (Complete) を選択します。エラー メッセージが表示されないか確認します。正常に動作しない状態が継続する場合は、最初の手順からやり直してください。それでも解決しない場合は、 Zemax サポートまでご相談ください。これらの措置を講じた後、Windows サービスに [Sentinel Keys Server] が表示されることを確認します。再インストールが完了したら、「Sentinel Keys Server」がWindowsサービスにリストされていることを確認します。
注:サービスを再起動しなければならないことが何度もある場合は、通常、USBライセンスが故障していることを示しています。この場合は、Zemax サポートにお問い合わせください。
Keys License Monitor の [Keys Information] ページが空白もしくはエラー メッセージが表示される
このセクションでは、キーサーバー上で Sentinel Keys License Monitor のホームページを開くことができても、「Keys information」をクリックすると空白のページが表示されたり、Java セキュリティメッセージが表示されたりする場合に役立つでしょう。この 2 つの結果を以下に示します。
http://localhost:7002 で管理ページを開き、Sentinel Keys License Monitor のバージョンを確認します。
- バージョンが 1.3.6 の場合 :
ブラウザのセキュリティ設定で Javascript が有効になっていることを確認します。このバージョンで上記の管理ページを表示するには、Chrome、Internet Explorer、または Edge の使用をお勧めします。これらの措置を講じても、このページが正常に表示されない場合は Zemax のサポートまでご相談ください。 - バージョンが 1.3.5 以前の場合 :
このバージョンでは、Java ランタイムがインストールされている必要があります。バージョン 1.3.5 では、このページを表示するには、Java をサポートする Internet Explorer のバージョン、または Firefox のバージョンが 52 よりも古い必要があります。Microsoft Edge および Google Chrome は、Versoin 1.3.5 キーサーバーを使用するために必要な Java ランタイムをサポートしていません。サポートされているWebブラウザに切り替えて、キー情報ページを再度読み込んでみてください。それでもページを読み込めない場合は、OpticStudio のダウンロード ページの「リソース ファイル」セクションにある最新の「Sentinel Protection インストーラ」をインストールしてください。
クライアント マシンの構成
このセクションは、クライアント マシンを構成してキーサーバー上で OpticStudio 黒の USB ネットワーク ライセンスを検索する必要がある場合に適用されます (キー シリアル番号 22000-40999)。
- AnsysライセンスバージョンのZemaxソフトウェア(2022 R2以降)を使用している場合、USBライセンスでは動作しません。「Ansys ライセンスにアクセスするための Zemax アプリケーションの設定」を参照してください。
- Red USB またはソフトキーライセンス(L1XXXXX などのシリアル番号が割り当てられています)でライセンスサーバーにアクセスしようとしている場合、「Zemax ネットワーク ライセンス 用にキーサーバーとクライアントを構成する方法」を参照してください。
クライアント マシンに Zemax レガシーパッケージ OpticStudio が既にインストールされている場合は、次のセクションに進みます。インストールされていない場合は、「OpticStudio ダウンロード」ページから OpticStudio (Ansysバージョンではありません) をダウンロードしてインストールしてください。なお、Zemax / Opticstudioのバージョン11以前の旧製品でも、Black USBネットワークライセンスは使用可能です。
キー サーバーを検出するための OpticStudio の構成
Opticstudio または Zemax がブラック USB ライセンスを検出するように設定するには、設定ファイルを編集する必要があります。開始する前に、ライセンス サーバーの名前または IP アドレスを取得する必要があります。
注:キーサーバーの名前または IP アドレスがわからない場合は、組織内の Zemax キーサーバーを管理している担当者またはグループに確認してください。Zemax はお客様のライセンスキーをホストしていないため、この情報を知りません。
必要な設定ファイルは OpticStudio に同梱されています。このファイルは "sntlconfig.xml.bak" と呼ばれます。
- SNTLCONFIG.XML.BAK ファイルが保存されている場所を確認します。
- OpticStudio 15 以降をインストールしている場合、このファイルは Documents\Zemax\Configs フォルダにあります。
- OpticStudio 14 または Zemax 13 以前をインストールしている場合、このファイルは OpticStudio または Zemax のインストール先にあります。多くの場合、このインストール先は C:\Windows\Program Files\Zemax OpticStudio です。
- ファイルのコピーを作成し、そのファイル名を sntlconfig.xml に変更します。名前を変更する拡張子 .BAK が表示されていない場合は、ファイル拡張子が表示されるように Windows を構成する 必要があることが考えられます。
- Windows のメモ帳などのテキスト エディタで sntlconfig.xml を開きます。Windows の [スタート] (Start) メニューからメモ帳を開いておき、そのウィンドウに sntlconfig.xml をドラッグする方法が便利です。このファイルは以下のように表示されます。
4. <ContactServer>以下の行は、ネットワーク上の鍵サーバマシンのIPアドレスまたは名前に置き換える必要があります。この例では、"10.0.0.1 "に置き換えています。複数のキーサーバマシンがある場合は、IPアドレスの順番でアクセスする順番を指定し、一番上のアドレスが先になります。
- OpticStudioを起動してみてください。上記ファイルで指定したライセンスサーバーが見つかれば、正常に起動し、完了です。エラーが発生したり、コードの入力を求められたりした場合は、以下の「クライアントトラブルシューティング」の項目をご確認ください。
クライアントのトラブルシューティング
以下のセクションでは、クライアントマシンの一般的なトラブルシューティングの手順について説明します。
ライセンス コードのプロンプト
OpticStudio をはじめて起動する際、次のようなダイアログによりライセンス コードの入力を求められる場合があります。このダイアログ ボックスが表示されれば、OpticStudio が正しくインストールされていて、ネットワーク USB キーが検出されています。ライセンス コードを入力すれば、各自のキーで OpticStudio を実行できます。ライセンス コードを入手するには、「Opticstudioのライセンス コードをリクエストする方法」を参照ください。
注意: 「ライセンス コード」を要求されることは、「アクティベーション コード」を要求されることとは異なります。 アクティベーション コードは、赤い USB およびソフトキー ライセンスにのみ適用されます。
Zemax キーが見つからないエラー
Sentinel キーのページにアクセスできても、OpticStudio を開くと「スプラッシュ画面」から先へ進まない場合や「キーが見つからない」エラーが発生する場合は、幾つかの原因があるので確認する必要があります。
- すべてのライセンス シートが使用されています。Opticstudio を実行している同僚が少なくとも1人いる場合は、それを閉じてもう一度試してみてください。
- 「キー サーバーを検出するための OpticStudio の構成」で説明したように、キー サーバーの正しい IP アドレスとポートを sntlconfig.xml ファイルで指定していることを再度確認します。
- sntlconfig.xml ファイルが複数存在するという問題も考えられます。
- OpticStudio バージョン 15 以降の場合 :\Documents\zemax\config にのみ sntlconfig.xml ファイルが存在し、C:\Windows\program files\zemax opticstudio には存在しないことを確認します。
- OpticStudio バージョン 14 以前の場合 :c:\Windows\program files\zemax opticstudio にのみ sntlconfig.xml ファイルが存在することを確認します。
キーサーバー上で OpticStudio の起動
OpticStudio は、USB ライセンスが接続されているのと同じサーバーにインストールされている場合、ネットワーク ライセンスを自動的に使用しないことがあります。これを設定するプロセスは、コンタクト サーバ アドレスに localhost または 127.0.0.1 のいずれかを使用する必要があることを除き、クライアント マシンの設定と同じです。
- sntlconfig.xml.bak "ファイルを探します。
- OpticStudio 15 以降では Documents\Zemax\Configs に保存されています。
- OpticStudio 14 とそれ以前 OpticStudio では OpticStudio.exe ファイルと同じフォルダに保存します。C:\Program Files\Zemax OpticStudioに保存されている事が一般的です。
- "sntlconfig.xml.bak "ファイルのコピーを作成します。そして、ファイル名を "sntlconfig.xml "に変更します。もし変更しても「.bak」が表示されない場合は、ファイルの拡張子を表示するようにWindowsを設定する必要があります。
- Windows メモ帳などのテキストエディタで "sntlconfig.xml "を開きます。ファイルを<右クリック>して、「...メモ帳で開く」を選択するか、Windows のスタートメニューからメモ帳を開き、"sntlconfig.xml "ファイルを開いているメモ帳ウィンドウにドラッグします。
- <ContactServer>セクションで、以下のように 「localhost 」または 「127.0.0.0.1」をリストに追加します。
- OpticStudio の起動が正常に行われていることを確認してください。
キー サーバー及びクライアントの設定まとめとチェックリスト
ここに示した手順は長いですが、ネットワーク バージョンのインストールはきわめて簡潔です。実行する手順を以下にまとめます。
- キー サーバーとして使用するマシンの IP アドレスを書き留めます。
- キー サーバー マシンに Sentinel Protection Installer をインストールします。空いている USB ポートにネットワーク キーを接続します。数秒後、キーが Windows で認識され、キーの緑色の LED が点灯します。
- ウェブ ブラウザで http://localhost:7002 に移動し、[Keys Information] を開いて、正しい数のネットワーク ライセンスが表示されていることを確認します。
- クライアント マシンに移動し、ウェブ ブラウザで http://<キー サーバーの IP アドレス>:7002 を指定して、そのクライアント マシンからキーを認識できることを確認します。
- OpticStudio をインストールします。キー サーバーの IP アドレスを指すように sntlconfig.xml.bak ファイルを編集し、sntlconfig.xml として保存します。OpticStudio が通常どおりに起動するようになります。
ヘルプ
上記の手順のいずれかで問題が発生した場合や、クライアントマシンが動作するサーバーを見つけることができない場合は、Zemax サポートまでご連絡ください。お客様の Windows バージョン(7,8,8.1,10)、ライセンスキー番号(USB ライセンスに刻印されているもの)、および受け取ったエラーメッセージをご記入ください。
KA-01609
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