この記事では、面またはオブジェクトの材質データが、どの材質カタログが使用しているかを判断する方法について説明します。これは、1 つ以上の同じ名前の材質を含む、複数の材質カタログがロードされている場合に特に重要です。
著者 Andrew Locke
Introduction
OpticsViewer では、複数の材質カタログを一度に読み込むことができます。これにより、複数のベンダー (または独自のデータ) からのデータを同時に利用することができます。ただし、OpticsViewer はこれらのカタログを解析して名前の重複をチェックすることはありません。そのため、材質がカタログごとに異なる特性を持っていても、同じ名前の材質を含む複数のカタログを使用することができます。
この記事では、材質データがどのカタログから引き出されているかを判断する方法を紹介します。
材質カタログ順序の理解
多くの場合、1 つのレンズシステムで複数の材質カタログを使用することになります。システム内のシーケンシャル面やノンシーケンシャル オブジェクトごとに、どの材質カタログが使用されているかが必ずしも明らかではない場合があります。これは、指定された名前の材質データが複数の材質カタログに存在する場合に当てはまります。
面またはオブジェクトの材質名を入力すると、OpticsViewer は、[システム エクスプローラ] (System Explorer) でロードされた材質カタログのリストを [材質カタログ] (Materials Catalog) の下に表示します。
このダイアログで複数のカタログが読み込まれている場合、OpticsViewer は読み込まれたカタログの上から下へと、レンズ データエディタで指定された各資料を検索します。読み込まれたカタログで指定された材質を見つけると、OpticsViewer は検索を停止します。 したがって、読み込まれたカタログのうち複数のカタログに存在する材料を指定した場合、それらのカタログのうち最上位の材質カタログからデータが取得されます。
OpticsViewer を使用する場合、面またはオブジェクトの材料データがどのカタログから来ているかを簡単に判断する方法があります。[レンズ データ エディタ] (Lens Data Editor) の材質列で該当するセルを選択し、[材質カタログ] (Materials Catalog) ダイアログを開きます。このダイアログを開くには2つの方法があります。
- キーボードのF4を押す
- [カタログ] (Catalog)..[材質カタログ] (Materials Catalog)を押します。
どの方法を選択しても、OpticsViewer は、特定の面 / オブジェクトに使用している特定の材質データ入力に開きます。
KA-01851
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