OpticsViewer ソフトキー ライセンスの問題のトラブルシューティング方法

この記事では、ソフトキー ライセンスで生じている問題について確認すべき点と対処法を解説します。この記事では、表示されなくなったライセンス、利用可能だがソフトウェアの起動に失敗するランセンス、表示が正しくないランセンスに関する内容が含まれます。

著者 Don Dickinson, Matthew Sutton

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Introduction

OpticsViewer のソフトキーに問題が発生する場合があります。この記事では、既知のエラーやそれらの解消方法について説明します。これは主にソフトキーライセンスをホストしているサーバーに有用ですが、クライアントマシンで OpticsViewer を実行しているユーザーのためにいくつかの修正があります。 

この記事を読む前に

この記事は、主に OpticsViewer ライセンスをホストしているサーバー マシンを対象としています。クライアント マシンに初めて OpticsViewer ネットワーク ライセンスを表示させようとしている場合は、「OpticsViewer ネットワーク ライセンス 用にキーサーバーとクライアントを構成する方法」のクライアント セクションを参照してください。

以前にアクティベートしたランセンスが表示されない場合

このセクションは、ソフトキーがコンピュータ/サーバーにインストールされており、Zemax ライセンス マネージャー (ZLM) に表示されてない場合に適用されます。 このような場合、ZLM は通常、以下のように表示されます。これがライセンスがインストールされているサーバーマシンの場合は、Windows を再インストールしていないことを前提としています。

Zemax_License_Manager

 

これらの問題を解消するには、以下のステップを一度に一つずつ実行してください。一つのステップが完了するごとに OpticsViewer の動作を確認します

  1. コンピュータを再起動してください。コンピュータの再起動ができない場合は、Sentinel LDK サービスの再起動 を試してください。
  2. Zemax ライセンス マネージャーを開いてください。ライセンスが表示されない場合は、ウィンドウの上部 (もしくは [トラブルシューティング] セクションの下にある) Launch Sentinel Admin Control Center を選択してください。

 

Troubleshoot

 

  1. 選択すると、ウェブ ブラウザで以下のページが表示されます。このページが開かない場合は、ライセンシング ランタイムの修復 を参照します。このページが表示された場合、ステップ 4 に進みます

 

ACC

 

  1. Sentinel 管理者コントロール センター (SACC) が開いたら、Sentinel Keys セクションに移動します。
  • ベンダーID 114811のライセンスがSACCに表示されない場合は、ライセンシングランタイムの修復を参照してください。
  • ベンダーIDが114811のライセンスが表示されている場合は、「キー ID」番号をメモしておきます。その後、Zemaxライセンスマネージャを再度開きます。そこにライセンスがまだ表示されていないことを確認します。表示されていない場合は、ライセンス管理者に依頼して、Zemax サポートに問い合わせてください。ご連絡の際には、ライセンス番号および/またはキー ID を記載してください。 

Zemax ライセンス マネージャーにライセンスが表示されているのに OpticViewer が起動しない場合

OpticsViewer で使用される有効なライセンスがない場合、通常は稼働中のライセンスを見つけて選択するために Zemax ライセンス マネージャーが開きます。有効なライセンスが無い状態で ZLM を閉じた場合、「キーが見つかりません」 と表示されて、OpticsViewer にアクセスできません。このセクションでは、この問題を解決する方法について説明します。

この問題に対処するための主なステップは、ライセンスのサポート有効期限を確認することです。ZLM を開きます。

  1. 有効期限が Jan 01 0001 のような無効な日付を表示する場合は、ライセンスがクローン化もしくは Zemax ライセンス マネージャーで Jan 1 0001 と表示されている場合 へ進んでください。
  2. 有効期限が有効な日付を表示しているにもかかわらず、日付が太字の赤いテキストで表示されている場合は、ライセンスの有効期限が切れており、どのバージョンのソフトウェアを実行するにも有効ではありません。サブスクリプションの更新については、ライセンス管理者に依頼して、Zemax アカウントマネージャーに連絡してください。

以下の例は Opticstudio のものですが、OpticsViewer に表示されるものと似ています。

 

3. ライセンスの日付に問題がなければ、次に使用可能なシート数が 0 よりも多いことを確認します。シートが 0 の場合、OpticsViewer を起動する前に、少なくとも 1 人の同僚が OpticsViewer を閉じるまで待つ必要があります。 次の画像では、5つの空き席があるので、これで動作します。右側の数字が 0 の場合、使用可能なシートはありません。 

 

A license with all network seats in use

 

ライセンスがクローン化している、もしくは Zemax ライセンス マネージャーで Jan 1 0001 と表示されている場合

時折、ソフトキーライセンスがクローン化されたり、ZLMで無効な日付が表示されたりすることがあります。Zemax ライセンス マネージャでライセンス番号をクリックすると、詳細ページが表示され、ライセンスの状態を確認できます。また、Troubleshoot ページから Sentinel Admin Control Center を開くこともできます。Jan 01 0001 0001の日付が表示され、クローンされている場合は無効になっています。

 

Jan 0001

ACC_Products

 

ライセンスがクローン化状態になった場合、そのライセンスは無効になっており使用できません。この問題が起こる理由はいくつかあり、状況によって異なります。唯一のトラブルシューティングはそのライセンスをトランスファーして、Zemax ライセンス マネージャーを使用している同じコンピュータに再び戻すことです。
これが失敗する場合、Zemax サポートに連絡してください。状況について可能な限りの情報と、エラーを表示している Sentinel 管理者コントロール センターの Sentinel Key のスクリーンショットを提供してください。また、以下の質問に対して分かる範囲ですべてご回答ください:

  • このライセンスはクラウト コンピュータ、もしくはParallels、Vmware、Virtualbox のような仮想マシンにインストールされていますか。
  • キーが使用できなくなった直前に何が発生しましたか。
  • マシン名が変更されましたか、ドメインがバラバラになって再結合されましたか。
  • 最近のWindowsアップデートはありましたか?
  • キーをトランスファーしようとして今回のエラーが発生しましたか。
  • ライセンスがホストされているコンピュータのハードウェア変更をしましたか。
  • Windows のアップグレードや再インストールをしましたか。
  • システムのバックアップを保存しましたか。

ソフトキーが適用できません…」 もしくは 「ベンダー ライブラリが見つかりません」 エラーの場合

一般的に、Zemax ライセンス マネージャー でエラーメッセージが表示された場合、ライセンス ランタイム ソフトウェアが正常に機能していません。最も一般的なエラーメッセージは、”このマシンにソフトキー ライセンス情報を適用できません” と “ベンダー ライブラリが見つかりません” の 2 つです。これらのエラーを修正するには、以下にある ライセンシング ランタイムの修復 セクションの手順を参照してください。

License Manager

 

ライセンシング ランタイムの修復

ライセンシング ランタイム ソフトウェアの修復は、ライセンスのアクティベート中、ライセンス トランスファーの完了中に発生した問題や、ZLM にライセンスが表示されなくなる問題を解消できます。これを実行する方法はいくつかあります。

方法 1 

  1. Zemax ライセンス マネージャーを開きます。TIP: Windows のスタートメニューで "Zemax license" を検索すると、どの Zemax 製品を保有しているかによらず見つけることができます。
  2. [トラブルシューティング…HASP ドライバを確認] に移動します。このオプションを選択すると、見つからないベンダー ライブラリを確認して修復を試み、ライセンシング サービスの再開しようとします。

実行の許可を求めるポップアップが表示された場合、Yes または Allow をクリックします。完了すると、以下に示すように "HASP ベンダー ライブラリ: okay" と "HASP サービス: okay" のメッセージが表示されます。このプロセスの最後に "failed" のメッセージが表示された場合、方法 2 に進みます。

Check_HASP_drivers

 

方法 2

ライセンシング ランタイム ソフトウェアを修復する 2 つ目の方法は、すべての OpticsViewer バージョンに使用できます。この処理を行うには、以下の手順を実行します。

  1. 可能であれば、一時的にすべてのウィルス対策ソフトウェアを無効にしてください。それらがインストール処理をブロックすることがあるためです。

  2. マシンに OpticsViewer がインストールされている場合、"C:\program files\Zemax OpticsViewer\OpticsViewer_prerequisites.exe” を開きます。(キーサーバー マシンのみ) Zemax ライセンス マネージャーのみがマシンにインストールされている場合、"C:\program files\zemax licensemanager\licensemanager_prerequisites.exe" を開きます。どちらの実行ファイルも、ライセンシング ランタイムを他の必要なコンポーネント共にインストールします。下図と似たウィンドウが表示されます。

Prerequisites

 

  1. コンピュータを再起動

  2. ライセンシング ランタイム ソフトウェアが正しくインストールされて機能していることを確認するため、以下の ライセンス ランタイムの確認 セクションに移動します。機能していない場合、方法 3 に進みます。

方法 3 (すべてのバージョン)

ライセンシング ランタイム ソフトウェアを修復する 3 つ目の方法は、すべての OpticsViewer バージョンに使用できます。この処理を行うには、以下の手順を実行します。

  1. 可能であれば、一時的にすべてのウィルス対策ソフトウェアを無効にしてください。それらがインストール処理をブロックすることがあるためです。

  2. 記事の添付から Zemax License Repair kit をダウンロードします。

  3. ダウンロードした .zip ファイルを開いて、新しいフォルダにすべてのファイルを展開します。

License_repair_kit

 

 

  1. 展開したら、展開先のフォルダを開き、"HASPusersetup.exe" を実行します。これによってすべてのインストールが行われます。単純に Next を各ステップでクリックするだけで、特別なステップは必要ありません。すでにより新しいバージョンがインストールされていると表示されたり、処理が完了しなかった場合、方法 4 に進みます。

 

Installation_wizard

 

  1. "Restore_vendor_dll.bat" ファイルを開いて、Zemax が指定する DLL ファイルを 正しい場所にコピーします。コマンド プロンプト ウィンドウが少しの間だけ開き、実行の承認が求められることがあります。その場合、Yes をクリックします。

  2. セットアップを完了するためにコンピュータを再起動します。

  3. ライセンシング ランタイムの確認 に進みます。

方法 4 (アンインストールと修復)

ライセンシング ランタイム ソフトウェアを修復する最後の方法は、すべての OpticsViewer バージョンに使用できます。この方法ではソフトウェアのアンインストールと再インストールを行います。この処理を行うには、以下のステップを実行します。

  1. 可能であれば、一時的にすべてのウィルス対策ソフトウェアを無効にしてください。それらがインストール処理をブロックすることがあるためです。

  2. 記事の添付から Zemax License Repair kit をダウンロードします。

  3. ダウンロードした .zip ファイルを開いて、新しいフォルダにすべてのファイルを展開します。

License_repair_kit

 

  1. 展開したら、展開先のフォルダを開き、"remove.bat" を実行します。Windows コマンド プロセッサを実行するための承認が求められます。YES をクリックすると、以下のようにアンインストールが実行されます。

 

System

 

  1. 30 秒から 1 分経つと、処理が正常に完了したかどうかの確認メッセージが表示されます。

  2. "Install.bat" を開きます。再び、Windows コマンド プロセッサを実行するための承認が求められますので、YESをクリックします。

  3. 1 分ほど経つと、処理が正常に完了したかどうかの確認メッセージが表示されます。

  4. セットアップを完了するためにコンピュータを再起動します。

  5. ライセンシング ランタイムの確認 に進みます。

ライセンシング ランタイムの確認

  1. Zemax ライセンス マネージャーを開きます。
  2. 管理者コントロール センターの起動を選択します。このリンクは、Zemax ライセンス マネージャ(2018年11月以前)の上部にあるか、「トラブルシューティング」ページ(2019年5月以降)にあります。

 

Troubleshoot

 

  1.  ウェブ ブラウザは、以下に示すように管理者コントロール センターのヘルプページを開いているはずです。これが期待通りに完了した場合は、ライセンシング ランタイム ソフトウェアが正しく動作していることを示しています。このページでエラーメッセージが表示された場合は、別の修復オプションを試してみてください。

 

ACC

 

Sentinel LDK サービスの再起動

トラブルシューティング プロセスにおいてコンピュータの再起動ができない場合、代替方法で Sentinel LDK サービスを再起動できます。手順は以下の通りです:

  1. Windows の Start で "services.msc" と入力して検索します。サービス ウィンドウが開きます。
  2. サービス ウィンドウで、リストから "Sentinel LDK License Manager" を見つけます。
  3. "Sentinel LDK License Manager" 上で右クリックし、"Restart" を選択します。"Restart" が使用できない場合は、代わりに "Start" を選択します。

 

Restart_LDK

 

サポートの依頼

それでもライセンス問題が解消しない場合、Zemax サポート に連絡してください。問い合わせには以下の項目で可能限りの情報を記載してください。

  • ライセンスキー番号 (L1XXXXX)
  • 発生している問題の説明、表示されているエラーメッセージ
  • 問題の解消のためにすでに試行したこと
  • 以下のスクリーンショット:
    • クラシック Zemax ライセンス マネージャーのライセンス情報、もしくは Zemax ライセンス マネージャー バージョン 2 のライセンス一覧
    • Sentinel 管理者コントロール センター の "Sentinel Keys" と "Diagnostics" のページ

KA-01858

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