Zemax ハードウェア キーにデータを書き込める?

Zemax ユーザーは、コピー防止のためにハードウェア キーもしくはソフトウェア ライセンス キーのいずれかを使用します。セキュア性の高い環境のユーザーは、ハードウェア キーが書き込み可能かを知る必要があります。結論から言えば、できません。この記事では、その詳細と関連する公式文書を提供します。

著者 Don Dickinson

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サポートされるキー タイプ

OpticStudio のライセンシングに使用される一つの方法は、Gemalto Sentinel SHK (黒)  Sentinel HL MAX (緑)、もしくは Sentinel HL NET (赤) USB ハードウェア キーです。これらのキー タイプは、スタンドアロンおよびネットワーク ライセンス バージョンで使用できます。Sentinel SHK (黒) キーは、2016 年にベンダーでの生産が終了しているため、購入や交換はできないことに注意してください。

 

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廃止されたキー タイプ

ソフトウェアの古いバージョンでは、Rainbow SuperPro (紫) USB キー、もしくはパラレル ポート デバイス キーが使用されていました。これらのデバイスは提供されなくなり、2008 年以降の Zemax バージョンと互換性がありません。これらのキーを使用している場合、特にセキュア性の高い環境では、最新のキー タイプに交換することを推奨します。そのためには、 japan@zemax.com までご連絡ください。下図に示している、ライセンス キー シリアル番号を含めてください。 

Zemax ライセンス ポリシー に従って、現在サポート契約が有効であれば、これらのキー タイプは無償で新しいキー タイプに交換できます。

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Zemax ハードウェア キーにデータを書き込めるか?

Zemax キーは、ライセンス ベンダーである Gemalto から購入しています。Zemax は、購入された OpticStudio のバージョンが実行できるようにキーをプログラムします。

Sentinel ハードウェア キーは、Zemax ソフトウェアのユーザーがアプリケーションを実行する権限を持っていることを確認するのに使用する、独自のセキュリティ デバイスです。他のアプリケーション、オペレーティング システムの一部、システム ユーザーがキーのオンボード メモリにアクセスしたり、キーのメモリを汎用ストレージ領域として使用することはできません。キーのメモリを使用する唯一の方法は、SafeNet 独自の API を使用して、特別に保護されたアプリケーションを使用することです。

所属する組織で公式な声明が必要な場合は、記事の添付ファイル セクションから、ボラティリティ証明書を参照してください。

KA-01470

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