OpticsViewer ネットワーク ライセンスの使用状況を監視および制御する方法

本記事は、Zemax OpticsViewer のネットワーク ライセンス用のソフトキーを使用しているサーバー管理者を対象としています。ライセンスの使用状況の記録、パスワード保護、ユーザーとコンピュータの制限、ネットワークに接続していないときにライセンス シートを使用するための取り外し可能なライセンス (チェックアウト) 機能についても説明します。

著者 Alissa Wilczynski, Matthew Sutton

Introduction

本記事は、Zemax OpticsViewer のネットワーク ライセンス用のソフトキーを使用しているサーバー管理者を対象としています。ライセンスの使用状況の記録、パスワード保護、ユーザーとコンピュータの制限、ネットワークに接続していないときにライセンス シートを使用するための取り外し可能なライセンス機能についても説明します。

始める前に

この記事を読み進める前に、キー サーバーでネットワーク ライセンスを設定する手順を完了する必要があります。これを行う方法については、「OpticStudio ネットワーク ライセンス用にキーサーバーとクライアントを構成する方法」を参照してください。

 

Sentinel 管理者コントロール センターについて

ネットワーク ライセンス サーバー上の Sentinel 管理者コントロール センターには、ネットワーク ライセンスとクライアント マシンを保護、制御、監視するための詳細設定がすべて含まれています。デフォルトでは、この Sentinel 管理者コントロール センター (ACC) ページには、リモート管理アクセスを制限したりパスワードを設定したりしない限り、サーバー マシンだけでなくどのクライアント マシンからもアクセスできます。サーバーを保護するためのオプションは以下の説明に含まれています。

設定を開始するには、ネットワーク ライセンス をホストしているキーサーバー マシン上で Zemax License Manager (ZLM) を開きます。Start ... Zemax License Manager ... Zemax License Manager。次に、「Sentinel 管理者コントロール センターを起動」 を選択します。 2018 年 11 月以前のバージョンの ZLM の場合、この項目はウィンドウの上部にあります。 2019 年 6 月以降のバージョンの ZLM については、「トラブル シューティング」セクションにあります。注記: サーバーマシンでブラウザを立ち上げ、「http://localhost:1947」と入力して直接アクセスすることもできます。

 

Zemax License Manager

 

これを実行すると、Web ブラウザにSentinel 管理者コントロール センターのヘルプページが表示されます。

 

Sentinel_Admin_Control_Center

 

Options の下の 「Sentinel Keys」をクリックしてください。このページには、このマシンおよびネットワーク上の他の場所で見つかった使用可能なすべてのライセンスが表示されます。「 Location:Local 」 となっているのライセンスはこの PC でホストされています。他のコンピュータでホストされたライセンスには 「 Location:XXXXXX 」が表示されます。 「 XXXXXX 」はコンピュータ名です。ここで、コンピュータ名をクリックすると他のマシンの管理者コントロール センターを開くことができます。(それらのマシンの許可がある時のみ)

注記: Zemax ライセンスは「Vendor:114811」として記載されています。他のベンダーによる Sentinel ライセンスをお持ちの場合は、それらは別のベンダー番号で表示されます。

 

Keys

 

ローカル マシンでホストされている場合は、「Action」の下または、左側のナビゲーション ペインで「Features」を選択できます。「Features」のページには、「Limit」の下に表示される利用可能な合計シート数など、各ライセンスの詳細が表示されます (画像の例では5と表示されています)。Zemax License の種類は「Product」と「Feature」の下に表示されます。この例は Professional Edition の OpticStudio Network License であることがわかります。

 

Sessions

 

このセクションでは、Sentinel 管理者コントロール センターの一般的な UI と機能の概要を説明しました。以下のセクションでは、より具体的な機能について説明します。

 

構成設定

このセクションでは、Sentinel 管理者コントロール センター (ACC) の最も重要な設定について詳しく説明します。これらには、リモート アクセスの許可、パスワードの設定などがあります。以下の各セクションでは、ACC のさまざまな領域を説明する次の図を参照します。

 

Configuration_Settings

 

リモート アクセスの許可

他のマシンに自分のマシンの ACC へのリモート アクセスを許可するには、「Basic Settings」で「Allow Remote Access to ACC」をオンにします。このオプションはデフォルトのインストール時にチェックされます。チェックすると、Sentinel 管理者コントロール センター ページはサーバーを表示できるすべてのマシンからアクセスできます。クライアント マシンは、インターネット ブラウザで http:// {network.host.IP.address}:1947 に移動することによってコントロール センターにアクセスできます。このオプションを有効にすると、他のマシンはセッションを表示して、特定のライセンスにアクセスしている人を特定したり、「Configuration」ページで設定を変更したりできます。パスワードを設定して管理者コントロール センターへのアクセスを制限する方法、または構成設定のみを設定する方法については、次のセクションを参照してください。

このチェック ボックスをオフにすると、サーバー上のSentinel 管理者 コントロール センターへのリモート アクセスのみが許可されなくなります。ユーザーがインストールされたライセンスにアクセスするのを妨げるものではありません。

ヒント: 「Allow Remote Access to ACC」からチェック マークを外すことが設定されていることを確認するには、別のマシンからサーバー マシンの Sentinel 管理者コントロール センター ページにアクセスしてみてください。 この場合は「localhost」にマシン名を代入して、「http:// servername:1947」として通信してみます。 外れている場合、「403:Forbidden」エラーが発生します。

 

パスワードの設定

デフォルトでは、お使いのマシンの ACC にアクセスするためのパスワードは設定されていません。これは、「Allow Remote Access to ACC」がチェックされている場合、ネットワーク上の他のどのマシンもあなたのマシンの ACC にアクセスできることを意味します。ローカル ユーザーとリモートユ ーザーが設定を変更したり、サーバー上のライセンス情報を表示したりすることを、認証しないで行われることを防ぐためにパスワードを追加できます。リモート ユーザーをキーサーバーの管理者コントロール センターへのアクセスからロック アウトするだけでよい場合は、このページの上部にある 「Allow Remote Access to ACC」 チェックボックスをオフにすることができます。

パスワードの設定は以下の様に行います。

  1. 「Configuration Pages」 または 「All ACC pages」 を選択します。たとえば、現在のライセンスを表示したいが、設定を変更する機能を制限したい場合は、「Configuration Pages」 をパスワードで保護する必要があります。パスワードなしでSentinel 管理者コントロール センターのページの表示されるのを制限するには、「All ACC pages」 を選択します。
    注記:「All ACC pages」 にパスワードを設定した場合、Zemax License Manager にはキー情報を取得するときにパスワードを入力する方法がありません。そのためソフトキー ライセンスはサーバーの Zemax License Manager に表示されません。ただし、クライアントは引き続きライセンスを見れるので使用することができます。
  2. 「Change Password」 を選択します。

 

Change_Password

 

  1. 新しいパスワードを設定するように求められます。今現在パスワードが設定されていない場合は、「Current Admin Password」 を空欄のままとしておきます。「New Admin Password」 と 「Re-enter new Admin Password」 に同じパスワードを入力します。承認のため 「Submint」 をクリックします。

 

Change Password

 

  1. 新しいパスワードを送信すると、新しいパスワードを入力するための認証ポップアップが表示されます。ユーザー名は不要なので、「User Name」 フィールドは空白のままにします。設定したばかりの新しいパスワードを入力すると、管理者コントロール センターにログインし直されます。

 

Admin_Control

 

  1. パスワードを削除する必要がある場合は、もう一度 「Change Password」 をクリックしてください。現在のパスワードの入力を求められます。 「New」 と 「Re-enter Admin Password」 の両方のフィールドを空白のままにして 「Submit」 をクリックするだけです。現在のパスワードを持っていないか忘れた場合は、この記事の次のセクションに進んでください。

 

パスワードのリセット

設定したパスワードを忘れた場合は、以下の様に削除することができます。

  1. メモ帳を使用して、「C:¥Program Files(x86)¥Common Files¥Aladdin Shared¥HASP」 フォルダにあるファイル 「hasplm.ini」 を開きます。
  2. 「adminpassword」 行の暗号化されたパスワード (等号の後のすべて) を削除します。ファイルを再保存してください。この操作のためには管理者権限が必要です。

 

Admin_Password

 

  1. 後述の手順に従って、Sentinel LDK License Manager Server を再起動します。
  2. ウェブ ブラウザのすべてのインスタンスを閉じて、再度開きます。

パスワード機能に関する追加のヘルプは こちら になります。

 

エラーログ

基本的なアクセスログとエラーログが用意されているので、ライセンス サービス のロード、クライアントからのライセンスへのアクセス、およびライセンスのアクティブ化または転送の問題に関するエラーを確認できます。

Configuration」 の 「Basic Settings」 のタブで 「Write an Access Log File」 の項目のチェックボタンをチェックして、エラーの記録を開始します。問題のトラブルシューティングを行うために Zemax サポートが指示しない限り、このチェックボックスはオンにしないことをお薦めします。ログファイルのサイズを制限するために、サイズ制限を設定できます。ログファイルがサイズ制限で指定されたサイズ(0 - 9999 KB)に達すると、ファイルは閉じられ、新しいログファイルが開始されます。サイズ制限が 0 に設定されている場合、ログファイルは閉じられません。

このログ ファイルは 「error_114811.log」 というテキストファイルであり、「C:\Program Files (x86)\Common files\Alladin Shared\HASP」 フォルダにあります。

 

ライセンス アクセスの管理

このセクションでは、キーサーバーでホストされているライセンスへのユーザーアクセスとクライアントアクセスの両方を管理する方法について説明します。アクティブなライセンス セッションを表示し、特定のライセンスへのアクセスを制限し、ライセンスの使用状況を記録するために必要な設定について説明します。

 

アクティブ セッションの表示

左側のナビゲーションで 「Sessions」 を選択して、各ライセンス シートがアクティブに使用されていることを確認します。ここから、現在の各ユーザーの ID、IP アドレス、マシン名、およびログイン時間を確認できます。「Disconnect」 オプションもありますが、エンド ユーザーがアプリケーションを閉じない限り、OpticsViewer はライセンスシートを解放しません。
注記:セッション リストには、クライアント マシンで使用中のデタッチ/チェックアウト ライセンス は含まれていません。チェックアウトされたライセンスについては、 「チェックアウトしたライセンスの表示」 セクションを参照してください。

 

Sessions_Keyserver

 

ユーザーの制限

このセクションでは、ローカル ネットワーク上の特定のユーザーからのライセンスへのアクセスを許可または拒否する方法について説明します。ルールが設定されていないデフォルトでは、すべてのユーザーにネットワーク ライセンスへのアクセスを許可します。特定のクライアント マシンのライセンスへのアクセスを制限する方法については、「クライアント マシンの制限」のセクションを参照してください。

Show Recent Users」 をクリックして、このマシンのライセンスに最近アクセスしたユーザーのリストを表示します。表示されるポップアップ ウィンドウから、「on the fly」 でユーザを個別にブロックまたは許可するように明示的に選択できるため、手動で 「User Restrictions」 リストに追加する必要はありません。

@all を IP アドレスまたはマシン名に置き換えることで、ユーザーとマシンのルールを組み合わせることもできます(特定のユーザーからのライセンスへのアクセスを特定のマシンからだけに許可するなど)。規則の詳細については、ACC の 「Configuring User Settings」 ページを参照してください。

特定のユーザーに対してライセンスへのアクセスを制限するときは、ユーザー制限リストについて次の点に注意する必要があります。

  • ユーザー名は、Windows ユーザー名に基づいています。ユーザー名の形式を確認するには、「Show Recent Users」 ボタンをクリックします。
  • ルールのリストは上から下に向かって処理されます (Apache や他の製品と同様です)。
  • allow = all @ all が自動的にリストの最後の項目として追加されることに注意してください。特定のユーザー以外のすべてのユーザーを制限したい場合は、deny = all がリストの一番下にあることを確認してください。ただし、例Bのように allow = all @ all を指定してください。

また、特定のユーザーまたはコンピュータだけが特定の製品にアクセスできるようにルールを追加できることにも注意してください。これにより、それぞれに個別のルールを設定したい場合に、異なるサーバーでライセンスをホストする必要がなくなります。以下の例 b と d を確認してください。

特定のクライアントの特定の製品またはキー ID (ライセンス) へのアクセスを許可または拒否するには、以下の手順に従ってください。

  1. ACC で 「Features」 に移動し、リストから目的の 「Product」 または 「Key ID」 を識別します。注記:ライセンス交換後に 「Key ID」 フィールドが変わるため、「Key ID」 ではなく 「Product」 を使用することをお勧めします。
  2. 「Product」 または 「Key ID」 を確認したら、「Configuration」 の 「Users」 のタブに移動します。
  3. 必要なライセンスにアクセスできるユーザーを変更するには、「User Restrictions」 フィールドを使用します。

    ヒント: ユーザー名を確認したい場合は、「Show Recent Users」 をクリックします。過去24時間以内にライセンスにアクセスした人のリストが表示されます。
    ヒント: 開始する前に、サーバーがライセンスにアクセスできるようにするルールを必ず追加してください。これにより、Zemax License Manager がライセンスを正しく表示および転送できるようになります。これを行うには、リストの最初のルールとして以下の行を含めて送信します。SERVERNAME は、Admin Control Center の上部にリストされているマシンの実際の名前に置き換えます。

allow=all@SERVERNAME

以下に 4 つの構文例を示します。 

    1. user1、user2、および user3 を除くすべてのユーザーに、すべてのライセンスへのアクセスを許可する場合。 

allow=all@all
deny=user1@all
deny=user2@all
deny=user3@all

 

User Restrictions

 

  1. user1、user2、および user3 のみにライセンスへのアクセスを許可する場合。 ユーザーのリストの後で、「allow = all @ all」の前にある「deny = all @ all」に注目してください。

allow=user1@all
allow=user2@all
allow=user3@all
deny=all@all
allow=all@all

 

User Restrictions

 

  1. キー ID 410177719861922512 の OpticStudio Premium-Network ライセンス (製品21) への USER1 アクセスを拒否します。USER2、USER3、および USER4 のアクセスを同じライセンスに許可する場合。 

​​​​deny=USER1,product:21,key:410177719861922512

  1. COMPUTER1 のすべてのユーザーに同じライセンスへのアクセスを拒否する場合。

deny=all@COMPUTER1,product:21,key:1410177719861922512

  1.  終わったら 「Submit」 をクリックしてください。

 

クライアント マシンの制限

このセクションでは、ローカル ネットワーク上の特定のクライアント マシンからライセンスへのアクセスを許可または拒否する方法について説明します。ルールが設定されていないデフォルトでは、すべてのクライアント マシンにネットワーク ライセンス のアクセスを許可します。特定のユーザーに対してライセンス アクセス を制限する方法の詳細については、「ユーザーの制限」 セクションを参照してください。

始める前に、「Allow Access from Remote Clients」 をキーサーバー マシンでチェックしたままにしておく必要があることに注意してください。そうしないと、クライアントはサーバー上のライセンスを確認できなくなります。

特定のコンピュータでライセンスの使用を制限することもできます。同じタブの 「Show Recent Client Access」 をクリックすると、このマシンのライセンスに最近アクセスしたマシンのリストが表示されます。 「on the fly」 でマシンをブロックまたは許可することができます。そうすれば、手動でそれらを 「Access Restrictions」 リストに追加する必要はありません。

特定のクライアントに対してライセンスへのアクセスを制限するときは、アクセス制限リストについて次の点に注意する必要があります。

  • IPアドレスまたはコンピュータ名を使用できます。 IPアドレスは通常動的であり変更される可能性があるため、コンピューター名を使用することをお勧めします。
  • これらの規則は、マシンにインストールしたすべての Sentinel ライセンス によって共有されています。たとえば、OpticStudio Pro と Premium の両方のネットワーク ライセンスを所有している場合は、一方のみのソフトに対するアクセスからコンピュータをブロックすることはできません。あるライセンスを別のマシンまたは VM に 移動してから、そのマシンにルールを設定する必要があります。
  • ルールのリストは上から下に向かって処理されます(Apache や他の製品と同様)。
  • allow = all @ all が自動的にリストの最後の項目として追加されます。特定のクライアント以外のすべてのクライアントを制限したい場合は、例 2 の様に、deny = all が allow = all @ all より上であることを確認してください。

手動でルールを設定するには、ルールは上記の 「Users」 設定ページに似ています。例は以下の通りです。その他の詳細については、ACCの 「Configuring Access from Remote Clients」 ページを参照してください。

  1. リストされている5台のマシン以外のすべてのマシンにライセンスの使用を許可する場合。

Access_from_remote_clients

 

  1. リストされている5台のマシンのみにライセンスへのアクセスを許可する場合。 deny = all がユーザーのリストの後ろで、 allow = all @ all の前にあることに注意してください。
     

Access_from_remote_clients

 

ライセンス使用のログ

Sentinel 管理者コントロール センターのログ機能は使用できますが、追跡する情報が制限されています。この機能により約20の定義済みパラメーターに基づいた単純なテキストファイルを作成します。基本的なアクセス ログでは、過去に一度に開いたセッションの数や、チェック アウトされたライセンス シートを確認できます。

ヒント: 事前に作成されたスプレッドシートを使用して、時間の経過に伴うより詳細なライセンスの使用状況を確認したい場合は、「Monitoring concurrent users to track network license utilization」 を参照することをお薦めします。

クライアント マシンから Zemax ライセンスの使用状況を記録するには、次の手順に従います。

  1. 「Configuration」 の 「Basic Settings」 のタブで 「Write an Access Log File」 ボックスをチェックして下さい。ログファイルのサイズを制限するために、サイズ制限を設定できます。ログファイルがサイズ制限で指定されたサイズ(0  -  9999 KB)に達すると、ファイルは閉じられ、新しいログファイルが開始されます。サイズ制限が 0 に設定されている場合、ログファイルは閉じられません。
  2. Include Remote Requests」 チェック ボックスをオンにします。これにより、クライアントマシンによるライセンス シートの使用状況を記録できます。

次のオプションのチェック ボックスがあります

  • Include Local Requests: 現在のマシンからのライセンス要求を記録します(サーバー上で Zemax アプリケーションも実行している場合を除き、通常はサーバーには役に立ちません)。
  • Include Administration Requests: 管理者コントロール センターによって Sentinel License Manager に対して行われた要求を記録します(ライセンス情報は追跡されません)。管理要求はログファイルに 「ACC」 または 「SRM」 のプレフィックスで記録されます。
  1. ページの一番下にある 「Submit」 をクリックします。
  2. フォーマットを設定し、記録する情報を設定するには、「Edit Log Parameters」 ボタンをクリックします。ログファイルのフォーマット方法の詳細については、ACC の 「Edit Log Parameters」 ページを参照してください。注記:例えば、ファイルを Excel または他のソフトウェアで開くことができるカンマ区切り形式で保存する場合は、「ログ パラメータ」 ページの各パラメータの間にカンマを含めることができます。

 

Configuration

 

ログファイルはテキストファイルなので、メモ帳などのエディタで開くことができます。アクセスログを表示するには、次のいずれかのフォルダに 「access.log」 というファイル名で保存されています。

  • ..\Program Files (X86)\common files\aladdin shared\HASP\log (Write Log Files Daily をチェックした場合)
  • ..\Program Files (X86)\common files\aladdin shared\HASP\ (Write Log Files Daily をチェックしなかった場合)

 

ライセンスのチェックアウト

このセクションでは、キーサーバー マシンのライセンス シートのチェック アウト設定を管理する方法について説明します。クライアント マシンのチェック アウト プロセス の詳細については、「OpticsViewer ネットワークライセンス用にキーサーバーとクライアントを構成する方法」 を参照してください。

ソフトキーを使用すると、クライアント マシンでライセンスのチェック アウトを許可できます。これにより、クライアントはネットワーク キーからシートを移動できます。チェック アウトされたライセンスは限られたローン期間の間ローカル マシンでホストされます。この貸し出し期間中、クライアント マシンはライセンス シートへのアクセスを維持しながらオフラインにすることができます。クライアント マシンはこの機能を使用するために設定を必要としないことに注意してください。この機能は Zemax License Manager に組み込まれています。シートの使用状況を最大限効率化にするためには、オフラインで使用するか、一定期間シートを確保する必要がある場合を除き、クライアントはライセンス席をチェック アウトしないことをお勧めします。

注記: この機能はソフトキー ライセンス専用です。赤色の USB ネットワーク キーは、ライセンスのチェック アウトができません。

デフォルトでは、ライセンスがキーサーバーで最初にアクティブ化されたとき、ライセンスのチェック アウトは無効になっています。サーバーのチェック アウト機能を有効にするには、「Configuration」 の 「Detachable Licenses」 のタブに移動して、「Enable Detaching of Licenses」 をオンにします。

 

Configuration

 

「Detachable Licenses」 セクションには、切り離された(チェック アウトされた)ライセンス シートへのアクセスを制限するために使用できる2つの設定があります。Max Detach Duration と Reserved Licenses です。

  • Max Detach Duration: ライセンの貸し出し期間は、1  -  9999 日の任意の期間に設定できます。ライセンスは指定された期間が過ぎると自動的に期限切れになります。クライアントがキーサーバー マシンと通信できる限り、チェック アウトされたライセンスはクライアントによっていつでも早い時期にチェック バックする (ライセンスを戻す) ことができます。クライアント マシン単独で、ライセンスをサーバー マシンへ早期にチェック インすることはできません。

ヒント: 貸し出し期間をできるだけ短くすることをお勧めします。 1〜2週間がよいでしょう。チェック アウトしたライセンス シートを持つクライアント コンピュータが故障、紛失、または盗難にあった場合、指定された期間が経過するまでそのライセンス シートへのアクセスを失います。たとえば、30 日間ライセンスをチェック アウトし、クライアント マシンが1日目に盗まれた場合、チェック アウト期間が期限切れになるまで 29 日間待つ必要があります。このような状況に遭遇し、一時的なライセンス シートが必要な場合は、Zemax サポートチームに連絡してください。その際はソフトキーのライセンス番号 (L100000 など) の情報を含めてください。我々が発行する一時ライセンスは 30 日以内の間利用できます。

  • Reserved Licenses: 利用可能なすべてのライセンス シートのうち特定の数または割合をネットワーク上で予約し、チェック アウトできないようにすることができます。スクリーン ショットの例では、15 ライセンスのネットワーク ソフトキーのうち 5 つのライセンス (またはシート) を予約しています。つまり、オフラインで使用するために 10 個のライセンスを個々のクライアント マシンにチェック アウトできますが、5個のライセンスはチェック アウトができず先着順でしか利用できません。単一のサーバーで複数のネットワーク ライセンスをホストしている場合( OpticStudio Professional と Premium の両方が入っているような場合)は、「Per-Product Settings」 オプションを使用してそれぞれに異なる設定を構成することができます。

ヒント: サーバーに複数の Zemax ネットワーク ライセンスがある場合は、右側の 「Per-Product Settings」 ボタンをクリックしてください。ライセンスごとに異なるチェック アウト可能なライセンス設定を構成できます。

 

チェックアウトしたライセンスの表示

どのクライアントマシンがオフラインで使用するためにライセンスシートをチェックアウトしたかを確認するには、まず左側のナビゲーションにある 「Products」 リンクをクリックします。次に、表示したい製品を見つけます。「Detached」 列を探します。

 

Detached

 

この列の特定の製品についてダッシュ (-) しか含まれていない場合、その製品のライセンス シートはチェック アウトされません。この列に番号が表示されている場合は、その番号をクリックして、ライセンス シートをチェック アウトしたコンピュータのリストを表示します。ローン期間が期限切れになる日付も表示されます。

 

Detached

 

Sentinel LDK License Manager Service の再起動

これは、ライセンス サーバー マシン 全体を再起動するのが現実的ではない場合に便利で、以下の問題を修正するために使用できます。

  • ライセンス サーバーまたはクライアント マシンが、Zemax License Manager でソフトキー ライセンスを見ることができない場合。
  • キーサーバーの設定を変更したものの、「Submit」 をクリックしても有効にならない場合。
  • サーバーで取り外し可能なライセンス機能が有効になっていても、クライアントでのライセンスのチェック アウトが失敗する場合。
  • セッション リストに表示されているが他のユーザーがアクセスできないライセンス シートをサーバーから解放する必要がある場合。

スタートメニューを開いて 「services.msc」 を検索するか、またはコントロール パネル ... システムとセキュリティ ... 管理ツール ... サービスを開くことができます。「Sentinel LDK License Manager」 を右クリックして 「Restart」 を選択します。準備が整うまでに通常30〜60秒かかります。

 

Restart

 

よくある質問

同僚がオフラインで作業するために、キーサーバーでチェックアウトできるようにするにはどうすればよいですか?

上記 「ライセンスのチェックアウト」 セクションを参照してください。

どこでチェック アウト ライセンス の貸し出し期限を設定できますか?

「ライセンスのチェックアウト」 セクションを参照し、「Max Detach Duration」 の日数を設定してください。

 キーサーバーでチェック アウトが有効になっていても、クライアントがライセンスをチェック アウトするときにエラーが発生した場合はどうすればよいですか? 

「Sentinel LDK License Manager serviceの再起動」 セクションを参照して、サーバー上で実行してください。

X個のシートを先着順に予約したまま他の人をチェック アウトできるようにするにはどうすればよいですか?

「ライセンスのチェックアウト」 セクションを参照してください。チェック アウトに利用できないよう、一般ライセンス プールでロックされたままにするための、固定数(X)またはすべてのライセンスのパーセンテージを設定できます。

クライアント マシンが壊れたり盗まれたりした場合、キーサーバー マシンからライセンス シートを早めにチェック インすることはできますか? 

いいえ。オフライン ライセンス のチェック インは、クライアント マシンから行う必要があります。クライアント マシンが故障や盗難のために利用できなくなった場合は、チェック アウト貸し出し期間が終了してシートを取り戻すまで待つ必要があります。詳細については、「ライセンスのチェック アウト」 セクションを参照してください。

Zemax License Manager で、利用可能なシートの総数より少ないシート数しかありません。何故でしょうか?

まず、チェックアウトされている(デタッチされている)ライセンス、および上記の 「チェック アウトしたライセンスの表示」 セクションで空いているセッションを確認します。それでも総シート数が予想したものと異なる場合は、OpticStudio を閉じた後にサーバーがセッションを正しく解放していないことを意味します。これを解決するには、「Sentinel LDK License Manager Service の再起動」 セクションの手順に従ってください。

キーサーバーにパスワードを設定したところ、Zemax License Manager でネットワーク ライセンスを見ることができませんどうすればいいでしょうか? 

Zemax License Manager は、管理者コントロール センターのパスワードを要求することができないため、「All ACC Pages」 にパスワードが設定されているとライセンスを確認できません。これにより、Zemax License Manager を介してネットワーク ライセンスを転送または更新することもできなくなります。クライアント マシンからのライセンスの確認には、サーバー上のパスワードの影響を受けません。この問題を回避したい場合は、2つの選択肢があります。

  1. 「Configuration pages」 にのみパスワードを設定します。
  2. 一時的にパスワードを削除し、Zemax License Manager を使って必要なことをしてから、パスワードを有効にします。 

管理者 コントロール センターに関するその他のヘルプはどこにありますかr?

ここにあるドキュメント以外に、管理者コントロール センター ページの左側にある「Help」 リンクか、各ページの右下隅にある 「Help」 ボタンをクリックして各セクションの状況に依存したヘルプにアクセスすることもできます。

 

Help

KA-01857

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