The Zemax Knowledgebase is moving!

On August 1, 2025, our articles will only be available on Ansys Optics. As they become available, use the new URL listed at the top of an article to update your bookmarks.
Note: Ansys Optics is in English only. If a translation is available on an individual article, it will be listed below the article title.

入門ガイド 9.1: 偏光

この記事では、OpticStudio における偏光の設定方法について説明しています。ノンシーケンシャル モードに限らず、シーケンシャル モードの偏光についても扱っています。

著者 Takashi Matsumoto

光線は、その位置と方向で記述できるほか、複素値成分 (Ex, Ey, Ez) を持つベクトル E により、振幅と偏光状態で記述することもできます。E ベクトルは、光線の方向ベクトル k (光線の方向余弦 (l, m, n) で求めます) と直交している必要があるので、k·E = 0 つまり次の式が成立します。

Ex·l + Ey·m +Ez·n = 0

 

方向余弦は既知なので、指定する必要があるのは複素数値の Ex と Eのみです。Eはそれらの値から求めることができます。偏光は、二次元のジョーンズ ベクトル J = (Jx, Jy) で定義できます。ここで、Jx と Jy は光線の方向に沿って測定し、振幅と位相の両方を持ちます。次に、二次元の J ベクトルと光線の方向余弦から三次元の E ベクトルを求めます。

光線の初期偏光を定義する方法は、シーケンシャルまたはノンシーケンシャルのどちらの光学系を扱うかによって異なります。

 

シーケンシャル光学系での偏光の定義

光線のデフォルトの偏光状態は、[全般] (General) ダイアログ ボックスの [偏光] (Polarization) で定義します。

解析機能で偏光を使用するものの、その機能の設定では偏光を定義できない場合、この [偏光] (Polarization) の設定に基づいて計算が実行されます。なお、多くの解析ウィンドウでは偏光状態を直接定義できます。そのような解析ウィンドウは、特別な [偏光と表面特性] (Polarization and Surface Physics) グループにあります。

 

これらのウィンドウでは、デフォルトでシステム エクスプローラでの指定が設定されますが、直接変更することも可能です。たとえば、[偏光光線追跡] (Polarization Ray Trace) では、光線の座標と偏光状態を直接定義できます。

 

ノンシーケンシャル光学系での偏光の定義

ノンシーケンシャル光源オブジェクトの偏光状態は、プロパティ インスペクタの [光源] (Sources) で定義できます。

 

光源ごとに、個別に偏光のプロパティを指定できます。

KA-01924

この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています

コメント

0件のコメント

サインインしてコメントを残してください。